AI導入事例を振り返って

小売・流通業、製造業、建設業とAIを導入された事例を振り返ってみると、結局各事例とも、各企業がやりたい世界やビジョンがまずあって、その実現に向けて役立つものであれば、それがAIであろうがIoTであろうが、最適な技術・方法を、最適な相手と組み、現場に導入・実装していこう、という源流があったということではないかと思います。その意味では、もはや、現在は「AIを導入するかどうか?」と考えている段階ではなく、当たり前にAIが各産業で使われ始め、実装され成果を出し始めている、という時期と受け止めざるを得ない、というのが正直な感想です。日々生まれてくる大量のファク卜・データをもとに、それをAIで学習し、それをもとに業務を改善・変革していく。それも場合によっては、その一企業だけに留まらず、トータル的な改善・改革も必要だということかもしれません。これからの自動車産業を考えてもらえば実感して頂けるのではないでしょうか。ガソリンを使った従来のレシプロ車から電気自動車への急激な移行、技術的には自動運転も実用の段階を迎え、更に空飛ぶ自動車ももう夢物語ではなくなってきています。AIがその起爆剤になっていることは明らかですが、一般人の気が付かないうちに水面下ではどんどん劇的な変化が行われているというのが現実を直視しなければいけない段階に入っているということでしょう。ただし、この何でもできるテクノロジーで、なんでもやっていいか、という倫理観を常日頃から誰もが養っていかないとその先は「破壊」という闇が潜んでいるいることも合わせて肝に銘じていくべきではないでしょうか。

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